皆さんこんにちは。
全くの趣味でブログを書いている人も、ブログを収益化して稼いでいきたいと考えている人も、一人でも多くの人に読んでもらえる記事を書きたい!という思いは、ブログを書く多くの人が共通して持つ思いじゃないでしょうか。
私は奈良県を中心とした歴史(とくに中世史)・散歩ブログという、とてもニッチな内容のブログを書いています。
3年間ブログを続けてきて、ほとんどの記事は1日0から多くて5件程度のアクセスしかないのですが、書き続けていると1日40~60件前後、瞬間的に100件を超えるようなアクセスをいただく記事が、ぽつぽつと現れてきました。
「アクセス数が高い記事にはどんな特徴があるのか、そこを分析すればより多くの読者に読んでもらえる記事を書けるんじゃないか。」
などと考え、比較的アクセス数が多い記事の内容を分析してみました。
どんな記事がアクセスを集めるのか、ブログの集客に関心のある方の参考になれば幸いです。
Googleのトレンドで人気が高いワードに関する記事
現在私が運営するブログへの流入の90%は、検索エンジンからのもので、とくにGoogleからの流入は全体の60%前後となっています。
ということは、多くの人に検索エンジンで検索された記事が、アクセス数を稼いでいることになります。
どんな検索ワードが人気なのか、トレンドを調べるツールってないのかなと探してみたら、あっさり発見。
Googleトレンドというツールです。
調査するキーワードを設定すると、指定した期間について、最も需要が高かった時点を100として、他の期間を最高時点との割合で表示する折れ線グラフで、人気度を示してくれる便利なツールです。
Googleアカウントも必要なく、誰でも無料で利用できるところが手軽でうれしいですね。
このツールで調べて分かったことは、アクセス数の多い記事は、人気度が安定して50~70以上をキープしているワードを、記事のタイトルや内容に含んでいるものであることが分かりました。
逆に、アクセス数の少ない記事は人気度が低調なものが多く、0~20のものがほとんどという結果に。
ここまで如実に差が出るかと、実際に調査してみると愕然としました。
検索の表示が上位の記事
しかし、何事も例外はあるもので、検索トレンドの上位にあるワードに関連する記事でも、アクセス数が低調な記事も存在しています。
検索トレンドで人気度は高いワードに関する記事でありながら、アクセス数に大きな差が生まれている原因は何か。
すぐに気づいたのは、検索の表示順位の違いでした。
アクセス数の高い記事は検索の表示順位が高く、すべてが代表的なワード検索で5位以内、或いは1ページ目に表示されていたのに対し、アクセス数の低い記事で、1ページ目に表示された記事はありませんでした。
まあ、うすうす感じてはいたのですが、やはりSEO対策が重要ということになってきちゃうんですね。
ただ、検索の表示順位が高くても、検索トレンドで人気度の低いワードの記事は、アクセス数が少ない記事がほとんどでした。
やはり、記事の内容が検索トレンドの人気度が高いことと、適切なSEO対策を打って検索の表示上位を上げることの両立が、記事のアクセス数向上には重要であることを実感しました。
検索トレンドを先読みする
SEO対策は、様々なノウハウがネット上にあふれており、それらの情報を参考に地道に対応していけばよいと考えますが、検索トレンドの人気傾向を先読みして、人気の出そうな記事のテーマを決めることができるか考えてみました。
もっとも先読みしやすいのは、季節性のあるワードかと思います。
代表的なのは、季節の花や定期的に開催されるイベントなど。
実際にGoogleトレンドで例えば「桜祭り」で調査すると、予想通り、3月末から4月初旬にかけて人気が高いワードであることが分かります。
なので、人気のピークが高くなる直前に、「桜まつり」を含むタイトルの記事を書けば、「桜まつり」の検索数が増える時期に、アクセス数の増加を期待できます。
また、Googleトレンドでは、二つのワードの人気度を比較することもできますので、同義の違う言葉で、どちらが人気が高いかも確認可能。
例えば、「桜まつり」と「桜祭り」のどちらで検索する人が多いかを比較して、人気が高い方のワードを選択することで、より多くの検索機会が期待できます。
試しに比較すると、わずかに「桜まつり」のほうが人気が高いですね。
記事のタイトルやディスクリプション(概要)を作成するときのワード選択で、より人気の高いワードを選択することは、合理的なSEO対策になると思います。
あと、私が運営しているのブログは歴史関連の記事が多いので、大河ドラマで取り上げられた人物の記事は、放送期間中だけですが、非常にアクセス数が高くなることがあります。
2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」では、今までドラマの主要人物として登場することの少なかった筒井順慶がクローズアップされ、順慶関連記事のアクセス数がいきなり1日200件以上にまで上がったこともありました。
大河ドラマは世間の話題に上がりやすく、ストーリーも史実に沿うため、登場人物や舞台となる場所、出演俳優などから、あらかじめ注目されそうなワードを予測しやすいので、歴史関係や旅行、散策スポットや芸能ネタなどをテーマとするブログでは、集客を狙うにのに非常に参考になるかと思います。
まとめ
今回はじめてGoogleトレンドを使いましたが、以下の点で大変便利なツールだと感じました。
- 検索ワードの数年分の検索トレンドを確認できる。
- 関連キーワードで、調査する検索ワードと一緒に検索されているワードを確認できる。
- 検索ワードを比較して検索人気が高いワードを確認できる。
簡単なSEO対策としても使えますし、長期間の検索トレンドから需要予測ができますので、記事のリライトのタイミングを計るのにも利用できると思います。
それにしても、こんな便利なツールを無料で使えるとは、3年もブログを書いてて知らなかったはもったいないと思いました。
まあ、書きたいことを書きたいときに書いてきたブログですが、このスタンスを守りつつ、Googleトレンドを多くの読者に届く記事を書いていくために活用していきたいと考えています。
最後に、今までで一番記事のアクセスが瞬間的に跳ね上がった経験があるのが、フォロー数が4万人以上いらっしゃる方のSNSに、記事を引用いただいたときで、数日間その記事だけで日々のアクセス数が600前後ありました。
ちなみにその時の記事が下記の記事です。
十津川村の検索人気が高いことや、扱ったテーマがニッチなこともあり関連キーワードで検索すると検索表示上位の記事だたこともあり、日々のアクセス数は比較的高めの記事でした。
いわゆるインフルエンサーに取り上げていただくというのは、私のような零細個人ブロガーには僥倖以外の何物でもありませんが、日々記事を増やしていけば、こういった僥倖に恵まれる機会も増えると信じて、とにかく書くべし、書くべし!です。