以前から近所に野良猫が多く、自宅の庭、特に砂利を敷いてあるところに頻繁にフンをされることに困っていました。
猫のフンはとても臭うので、すぐに処理はするのですが、処理するたびに敷いてある砂利がフンにくっ付き、いくつかもっていかれていくのに辟易とする日々。
そこで、何か良い対策はないかと、いくつかの対策グッズを試してみましたので、対策のコツも含めてご紹介します。
対策グッズで効果はあったか?
結論から言うと、効果はありました。
ただ、即効性があったかというと、必ずしもそうではありません。
グッズを設置してからも、実際に庭にフンをされたことも度々で、「全然効かない!」と思ったことも何度かあります。
しかし、そこで諦めてしまえば、ゲームセットです。
効果を出していくには、対策を粘り強く継続して猫の行動パターンを変えさせる必要があるのです。
それでは、どのようなグッズを使ったのか、具体的にご紹介します。
パワー森林香
まず試したのが、「パワー森林香 置くタイプ」というグッズ。
猫が嫌がる香りを発する砂利状の粒が入った紙袋です。
この袋を猫の通り道に置いておくと、その臭いを嫌って猫が寄り付かなくなるとのこと。
気になる「香り」ですが、柑橘系の爽やかな香りで、人間の鼻にはさほど刺激的な臭いでもありません。
購入してすぐ庭の隅などに6つ、設置しました。


で、肝心の効き目なんですが、設置後しばらくは猫が寄り付かなくなりました。
明らかに、今までと違う臭いに警戒感を持ったのかもしれませんね。
しかし、設置から3週間ほどたつと、かなり香りが少なくなり、それとともに再び庭先を猫が頻繁に通るようになって、フンをされる回数もまた増えてきました。
香りが切れてきた時の対策には、この商品のスプレー版を袋に吹き付けると再び香りが復活します。
こちらのグッズは、香りの効果が消えると再び猫が庭に侵入するようになってきますので、買い替え、もしくはスプレーによって効果を継続させることが大事ですね。
※商品のさらに詳しい情報は下記のページを参照してください。
「パワー森林香 置くタイプ」はこちら↓
「パワー森林香 スプレー」はこちら↓
超音波動物撃退器
パワー森林香だけでしばらく様子を見ていましたが、以前ほどでないにしても、やはり猫のフンは無くなりませんでした。
臭いの効果が時間が経つと薄くなったり、やはり庭全体をカバーできないのがネックです。
これはもう、直接追い払うようなグッズしかないのでは?と考えて導入してみたのが、超音波式撃退器です。
センサーがついていて、動物の動きを検知すると、動物の嫌がる超音波が発信されフラッシュがたかれる仕組みになっています。
充電式で、最初にUSBで十分に充電した後、外では太陽光で充電する仕組みになっています。
日中、日当たりの良い場所ならそのまま置きっぱなしで使えます。
この手の機器で気になるのが、超音波の音がどの程度気になるかというところですが、大人の耳にはほとんど気にならないと思います。
実際に現在40代後半の筆者の耳にはそばに寄っても、相当静かなときでないと聞こえないレベル。
小学校低学年の長男にはよく聞こえるようですが、家の中に入って窓を閉じると聞こえないと言っていました。
庭の片隅、猫に侵入してほしくないエリアに向けて設置します。
筆者は使っていないプランターに刺して設置しました。
さて、こちらの効果です。
設置後、一週間ほどして、なんと機器の目の前にフンをされてしまいました。
え~っ!まったく効果なしなの!?と大きなショックを受けましたが、すぐにフンを片付け、その後もしばらく様子を見ます。
その後、一週間ほど、庭にフンをされることはありませんでしたが、ある朝、洗濯物を干していて、ばったりと問題の野良猫たちが歩いているのを目撃した時、対策の効果が表れているなと確信しました。
それまで、ウチの庭の中が猫たちが歩くお決まりのコースだったのですが、庭の外の道沿いを、まるでウチの庭を迂回するようにを歩いていたのです。
確実にウチの庭は、野良猫たちが入りたくない場所になりつつあるようです。
※商品のさらに詳しい情報は下記のページを参照してください。
まとめ
野良猫のフン対策は、猫の行動を変えさせる、一種のしつけと考えるほうがしっくりきます。
対策は一過性ではなく、ある程度の期間、継続的に行って猫たちに「ここは立ち入るべき場所ではない」と覚えこませる必要があります。
なので、対策実施後、何度かフンをされても継続してまずは様子を見ましょう。
それでもうまくいかない場合は、対策の設置場所が適正なのか、見直しを行えば必ず成功すると思います。