海なし県の奈良で、おいしい海鮮丼をリーズナブルな価格で食べたいなーと、以前から目を付けていたお店・旬恵に夫婦で行ってきました。
こちらは、奈良県大和郡山市の奈良県中央卸売市場内のいわゆる市場食堂で、市場で働く皆さんだけでなく、一般のお客さんでも利用が可能です。
お店の様子
自動車で来店する場合は、市場南入口から入ると便利です。
お店は市場中央の一番大きな建物・卸売場棟の2階にありますので、市場南入口を入ってすぐ南側に延びるスロープから卸売場棟2階の駐車場へ入っていきます。
2Fのほぼ中央付近に、お店があります。
幟や「海鮮丼・寿司」と書かれた目立つ看板もありますので、すぐにわかります。
お店に入るとおすすめ料理の写真がずらりと掲示されていました。
海鮮丼の他、お寿司に唐揚げやとんかつ、ローストビーフ丼などもあり、どれもおいしそうです。
こちらの食堂ではまず食券を購入します。
1000円札のみなので、大きなお札は両替してもらいましょう。
食券を購入すると、自動でオーダーが入る仕組みになりますので、水を汲んでテーブルに着席して料理を待ちます。
ご飯の増量は無料で、増量希望の場合はカウンターで直接その旨を伝えてください。
広々とした店内は、いかにも市場の食堂然としています。2023年6月にリニューアルされたらしく、椅子もテーブルもきれいでした。
料理ができると、呼び出しで食券番号と料理名がコールされますので、カウンターまで取りに行きましょう。
お箸や調味料、ネギ、薬味はカウンターにあります。
海鮮丼
今日のお目当ては海鮮丼。
妻はぷち海鮮丼、筆者は漁師丼をオーダーしました。
ぷち海鮮丼
こちらは妻のオーダーしたぷち海鮮丼。
丼に小鉢が二つ、みそ汁に香の物がついてきます。
どんぶりはマグロ、ブリ、イカ、サーモンの切り身が二切ずつで、十分なボリュームです。
大和郡山の名産であるイチジクも、訪問時旬ということもあって乗っていました。
このボリュームで千円ちょっとという値段は破額です。
鮮度抜群で、身もぷりぷり。
鮮魚大好きの妻も大満足の様子でした。
漁師丼
こちらは筆者がオーダーした漁師丼。
丼に小鉢が二つ、みそ汁に香の物の組み合わせは海鮮丼と全く同じです。
サイコロ大にカットされたマグロ、ブリ、サーモン、鯛、貝柱がたっぷり入っています。
筆者はわさび醤油をかけ、温泉卵、ネギ、ご飯とよく混ぜていただきました。
素材の味をじっくり味わいたいという方は、切り身を一つ一つ、卵黄、醤油と絡めて食べても絶品でしょうね。
口に入れると魚の旨味が口いっぱいに広がります。
魚はどれも生臭さは全く感じず、弾力があって歯ごたえ十分。
鮮度の高さを感じます。
海なし県の奈良で、こんなおいしい魚が食べられるようになったなんて、冷蔵技術の進歩にただただ脱帽!
この漁師丼が1000円というのも驚きです。
クオリティとボリュームを考えると信じられないコスパの良さですね。
筆者夫婦以外にも、何組か市場関係ではない一般のお客さんも来店されていましたが、平日ということもあり、混雑なく食事を楽しむことができました。
かなりの穴場ランチスポットかと思います。
再訪確定!ごちそうさまでした。
※お店の動画もリンクしましたので、店内や料理の様子をぜひご覧ください。
店舗情報
■営業時間:6:00〜14:00
■定休日:水曜、日曜、祝日
■TEL:0743-57-8058
■席数:60席(個室もあり)
■駐車場:あり(市場の駐車場2000台分を利用可)
■地図